※画像は開発中のものです。
本編では変更する可能性があります。
ご了承のほどよろしくお願いいたします。


湯が揺れる音が大きく響く。引き寄せられたと思った直後、器用に足を持たれ、くるりと身を返して抱き抱えらた。

足の間に座らされ、こちらの背とロベリアの胸が密着する。

ロベリアの両手が、流れるような動きで浮いた泡を掬った。そのまま背後から胸に、ぬるぬると塗り広げるように泡を撫でつけてゆく。

抗う暇も無く、指が動くたび、びくりと身体が震えてしまう。

【ルシル】
「お、い……っやめ、ろ…って」



※画像は開発中のものです。
本編では変更する可能性があります。
ご了承のほどよろしくお願いいたします。

反駁を上げかけた口は、噛みつくような唇に塞がれた。

【ルシル】
「ン……ん、んんっ……ふ、……っ……、んっ…………」


濃厚なキスを施しながら、悪戯な指が乳首を遊び始める。

音を立てながら口内を舐られ、とうに覚え込んだ快さに舌が応えてしまう。

泡まみれの指先に乳首を捏ねられ、堪らず背がしなった。

上がった顎を見逃さず、さらに深くと唇が合わせられてくる。

摘まんで、引っ張って。ころころと遊ぶように胸の先をいじられると、腰の奥がうずいてやまない。

【ルシル】
「ンぅ…ん、や……も、やめ、ろって……」


甘えるように漏れた声は、自分のものか。

口付けたままでは呼吸が苦しく、軽く頭を振って唇を外した。

【ルシル】
「っぁ……ア! んんっ」


息を整える暇もなく、口付けを勝手に中断したことを咎めるように、胸の先を抓られた。

電流のような快感が走り、慣らされきった身体が勝手に震えてしまう。

俺の反応を愉しんでいるのか、背後のロベリアがくすくすと楽しそうに笑っている。

行為に溺れてしまうわけにはいかない。けれど、この指がくれる快さを拒絶することもできない。

どうしていいか判らない。だが、計画を悟られるわけにはいかない。

【ロベリア】
「……期待してるのか?」


少しだけ緊張した身体を、背後の男は別の意味に解釈したようだ。

つぅ、と、滑った手のひらが、湯の中で頭を擡げ始めている箇所に触れる。

輪にした指で絞るように擦り上げられ、甘ったるい刺激に声が溢れた。

【ルシル】
「ン――っ……は、ぁ……っ」


【ロベリア】
「もうこんなにしてるじゃないか。我慢してるんだろう」

【ルシル】
「し、てな……してない!」


振り切るように頭を振り、身を捩る。

押し遣るように肘を当てるも、悪魔の胸板や腹筋は硬く、少しも効いている様子がない。

口が届く全ての場所に甘く噛みつかれ、ロベリアの柔らかい唇が辿る。

時折悪戯に舐られる肌に、隠しようもない箇所が反応を返してしまう。

きゅっと凝る両方の胸先。ロベリアが撫でている敏感な箇所も、また一段と快楽を孕んで膨れていく。

【ルシル】
「あ! あ……っ、のぼせ、る……っ」


身を捩って手を突っ張り、顎を押し遣るようにして引き剥がす。

乱暴なそれにさえ愉しげに声を立てたロベリアは、どこかうっとりと目を細めた。

……何でそんな目で見るんだ。

居た堪れない心地に、顔が熱くなっていく。

【ロベリア】
「ふふっ。お前が楽しむようになって嬉しいよ」

触れるだけのキスを唇に落とされ、至近距離から見つめられた。甘ったるい視線に、胸の奥が掴まれた。

だめだ。流されてしまう。


//悪魔ルートより一部抜粋